福福通信|しゅうまい奉行公式ブログ

2025.11.12

九条ねぎ、冬の極みに候──エビネギ饅頭と九条ねぎ餃子【京都点心福】

九条ねぎ、冬の極みに候──エビネギ饅頭と九条ねぎ餃子【京都点心福】
九条ねぎ、冬の極みに候──エビネギ饅頭と九条ねぎ餃子【京都点心福】 京都点心福|京の手包み焼売・餃子・点心の通販・お取り寄せ

九条ねぎ、冬の極みに候──京の香りを映す“ねぎ点心”二品

京の寒気深まる頃、味わいをひときわ増すのが「九条ねぎ」にござる。 霜に鍛えられ、甘味・香気ともに冴えわたり、まこと“冬の青味の主役”と申せましょう。 その旨さを余さず受け止めるのが、京都点心福の“ねぎ点心”二品にて候。

■ 九条ねぎ、四季でここまで姿を変えるとは

  • 春:みずみずしく青香り軽やか。
  • 夏:辛味強く、火入れ向きの風味。
  • 秋:旨味・香りともに深まり充実期。
  • 冬(最盛期):青葉までとろり甘く、香気きわ立つ極み。

九条ねぎは、まさに季節を映す“雅の青味”にて候。

■ 冬の九条ねぎと響き合う “ねぎ点心” 二品

① 海老の旨味とねぎの香り「エビネギ饅頭」

海老と豚肉を半々に調え、冬の九条ねぎをふんだんに練り込んだ饅頭にござる。 蒸せばふっくら、焼けば香ばし。湯気に乗り、九条ねぎの甘い香りが立ちのぼりまする。

② ねぎを主役とした逸品「九条ねぎ餃子」

キャベツは豚肉の倍量、軽やかにして後味すっきり。 九条ねぎの香りが美しく立つよう、刻み幅まで職人が見極めて包み上げ申す。 焼けば香気ふくらみ、蒸せば甘味が際立つ──冬の九条ねぎを最も活かす餃子なり。

■ 冬の膳に似つかわしい “ねぎ香” の工夫

● 九条ねぎ × エビネギ饅頭

焼きたる饅頭へ刻み九条ねぎを山盛り、さらに熱した胡麻油をジュッと。 香りの立ちのぼり、実に別格。冬の贅味ここに極まれりでござる。

● 九条ねぎ餃子の “冬焼き”

焼き上がりの餃子へ、塩と刻み九条ねぎを胡麻油で和えたものをひと握り。 香りの層がふわりと開き、上品かつ深い余韻の冬味へと変じ申す。

表示:PC