福福通信
2025.07.28
🌿グリーンカーテンに涼を見る|夏の京点心とニガウリ三品

一、涼を運ぶ「ゴーヤのだし浸し」
まずは、一番手にふさわしき冷やし鉢。
薄切りにしたニガウリを塩揉みし、サッと湯通し。
昆布と鰹の合わせ出汁に、薄口醤油とみりんで調えた出汁にしずめ、冷蔵庫でじっくりと味を含ませまする。
ひんやりとした口当たりに、ほのかな苦味と旨味が交わり、
**「塩焼売」「だし焼売」**と並べれば、食卓に涼風が吹くような趣きどす。
---
二、まろやかなる「ゴーヤと卵のふんわり炒め」
次は和風チャンプルーに仕立ててみるがよろし。
ごま油で炒めたニガウリに、ふわりと卵を絡め、
仕上げに鰹節とみりん、薄口醤油で風味をつける。
簡素ながら、奥深い味わい。
ピリリと辛い**「鬼辛焼売」**を頬張ったあとには、
この卵のやさしさが、舌に心地よき調和をもたらしてくれるでござろう。
---
三、香る「ゴーヤと海老の中華風サラダ」
最後は、涼しき一皿。
もやしとボイル海老、そして塩揉みして水気を切ったニガウリを、
中華風のたれでさっぱりと仕上げ申す。
ごま油と醤油、酢の効いたたれが海老の甘さとニガウリの苦味を引き立て、
「海老焼売」との相性は言わずもがな。
冷茶を添えれば、あたかも夏の点心コースのようでござる。
---
焼売五彩盛りと、夏の涼献立
京都点心福の**焼売五彩盛り(10個セット)**は、
・肉汁焼売
・塩焼売
・だし焼売
・鬼辛焼売
・海老焼売 ──各2個入り。
これに、季節の副菜三品を添えてみるだけで、
夏の訪れを食卓で感じるひとときとなりましょうぞ。
---
🌙「見上げれば、グリーンカーテン。食卓には、涼と苦味の贈り物。」
そんな一句を胸に、京都の夏を味わってみては如何かな──?
いずれも冷凍焼売に合わせやすく、すぐに作れるものばかりにて、
どうぞお試しあれ。