福福通信

2025.08.22

【昔ながらのシュウマイ】バッタも魅了する!?精霊蝗虫と焼売の仁義なき邂逅|京都点心福

【昔ながらのシュウマイ】バッタも魅了する!?精霊蝗虫と焼売の仁義なき邂逅|京都点心福
【昔ながらのシュウマイ】バッタも魅了する!?精霊蝗虫と焼売の仁義なき邂逅|京都点心福

【シュウマイと精霊蝗虫の仁義なき邂逅】
──バッタは語る、「おぬしも好きよのう」

🦗其の一 草むらの影に“忍者”ありけり

時はお盆直前、場所は伏見と並ぶ風情の鴨川べり。日も傾きかけた夕刻、拙者、シュウマイ奉行は「涼みがてら一散歩」と軽い気持ちで川沿いの道をゆく。

と──突如、草むらが「バサッ」と揺れたかと思いきや、緑の矢の如き物体が、拙者の足元スレスレに飛来!「な、なんじゃ貴様っ! 敵か!?」と、腰の……いや、エコバッグに手をかけるや否や、姿を現したのは──バッタ界のくノ一、ショウリョウバッタ殿にござった。

🥷其の二 バッタ、まさかの再来

危うく踏み潰すところであったが、そこは奉行の慈悲にて、そっと手で道端へとお引き取り願ったのだが……

なんとこの者──逃げるどころか、くるりと回って再び我が羽織の裾にぴとり!「おぬし……さてはシュウマイのにおいに誘われおったな?」

虫といえども、ただの通りすがりではなかろう。きっと、シュウマイ奉行の香ばしき湯気の名残を嗅ぎつけての再訪。まことに“できるバッタ”にて候。

🍽其の三 焼売をめぐる情報戦、勃発

家に戻れば、ちょうど蒸し上がったばかりの「昔ながらのシュウマイ」が食卓にて湯気を上げておる。

玉ねぎ不使用。くわいのシャキ感。あっさりとしつつも豚の旨みがぎゅうぎゅうに詰まった、まさに点心界の老舗看板。「うむ、これは祖母も泣いて喜ぶ味よ……」と、ひと口。

するとどこからともなく「カサッ」と音がし、障子のすき間からバッタ、再び登場。「まことに、シュウマイ奉行の焼売は精霊にも人気か……!」

🏮其の四 バッタからの刺客状

このショウリョウバッタ、おそらくはあの世よりの密命を帯びておる。「我らがご先祖様より伝言──“その昔ながらの焼売、ワシにもひとつ食べさせてくれぬか”」

されば拙者、シュウマイ一つを小皿に乗せて仏前に。合掌して一言。「拙者が食べておきましたゆえ、成仏くだされ。」

📝其の五 〆の一口川柳

バッタ来る 焼売の香に 我を踏む

このようにして、バッタとの珍騒動は幕を下ろしたのであった。おぬしも、夏の夕暮れには気をつけられよ。草むらにて、おぬしのシュウマイを狙う忍者が潜んでおるやもしれぬ故……!

🍽 シュウマイ奉行も唸る一品──
「昔ながらのシュウマイ」、この機にいかがか?

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