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2025.10.15

【奉行仕立て】赤伏見唐辛子を添えた焼売献立|京都点心福

【奉行仕立て】赤伏見唐辛子を添えた焼売献立|京都点心福
【奉行仕立て/モバイル最適化】赤伏見唐辛子を添えた焼売献立|京都点心福

【奉行仕立て】赤伏見唐辛子を添えた焼売献立

― 秋の香、緋の彩りにて候 ―

一、京の秋、伏見唐辛子の熟れ香

伏見唐辛子と申すは、古より京都伏見にて育まれし京野菜にて候。若き青き折は香り爽やかに、熟せば緋に染まり、味まろやかに変じまする。これを焼けば皮しんなり甘香立ち、秋風のごとくやさしく口を包みまする。

二、だし焼売との取り合わせ

京都点心福の「だし焼売」は、国産豚と昆布・鰹のだしを合わせ、職人の手包みにて仕立てた逸品。ここへ赤伏見の焼きびたしを添えれば、香と味が響き合い、“緋と金”の調和が膳に宿るのでござる。

蒸し上がっただし焼売に、赤く熟した伏見唐辛子の焼きびたしを添えた秋の一膳。白い焼売と緋色の伏見が調和する。

三、用意する品(二人前)

  • だし焼売(京都点心福)…… 4個
  • 赤伏見唐辛子…… 4本
  • ごま油…… 小さじ1
  • だし汁(昆布+鰹)…… 100ml
  • 薄口しょうゆ…… 小さじ1
  • みりん…… 小さじ1
  • しめじ…… 50g/湯葉…… 適量
  • 木綿豆腐…… 100g/白すりごま…… 大さじ1
  • 白味噌汁(なめこ・三つ葉)…… 2杯分
  • 栗と黒豆の炊き込みご飯…… 茶碗2杯分/壬生菜漬け…… 少々

四、調理の手順

  1. 赤伏見の焼きびたし:ヘタを落とし竹串で数か所穴。ごま油で全体を焼き、うっすら焦げ目に。小鍋で「だし汁+薄口+みりん」を一煮立ち→火を止め浸し、10分味を含ませる。
  2. だし焼売:冷凍のまま袋ごと電子レンジ500Wで約2分30秒、または蒸籠で6分。湯気が立ち皮ふっくらが合図。
  3. 副菜・白和え:しめじを湯通しし水気を切る。湯葉を合わせ、裏ごし木綿豆腐+白すりごまで和え、塩で調える。
  4. 盛り付け:焼売を器に、赤伏見をそっと添える。白和え・汁物・炊き込みご飯を配し、“秋の京の一膳”完成。

緋の唐辛子と黄金の焼売、翠の三つ葉――秋色の三重奏にて候。

五、オンラインにてお求めの儀

ご自宅用はもちろん、贈り物にも相応しき一品にて候。

文責:シュウマイ奉行(京都点心福)|― 京の味、二十四節気にてお届け仕る ―
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