2025.09.24
秋分の候、昼夜相半ばにして、身も心も調う佳き時節にござる。 国産豚の旨みに、和だしの香りをきりりと利かせた一口。袋のまま温めても、蒸しても、ふっくら上々。 推奨たれ:醤油小さじ1+黒酢小さじ1+刻み生姜少々。 気血を補い、身を内より温める一椀。疲れのたまった折にこそ効き目あり。 材料(2〜3人分) 作り方 やさしき甘み、心おだやか。食後の一服にて候。 余韻は穏やか、寝覚めも軽やか。酒は煮切るが肝要、苦手の向きは林檎ジュースにて代用可。 材料:刻み棗2粒・黒酢小さじ2・醤油小さじ1・湯小さじ2 混ぜ合わせるのみ。酸味にやわらかき甘み加わり、旨みふくらむこと山のごとし。 ※棗・クコの実は体質により適不適あり。ご持病や服薬中の方は、医師に相談のうえお召し上がりくだされ。【奉行記】薬膳献立帖|だし焼売と棗の養生
本日はいざ、京都点心福のだし焼売を主菜に据え、棗(なつめ)のやさしき甘みを添えた薬膳の趣にて、一献ととのえ申す。主菜|だし焼売(京都点心福)
お好みのたれに、棗の甘酸をひと滴。これぞ養生の妙にて候。
さらに「棗ソース」を添えれば、味にやさしき余情が生まれ申す。副菜|棗とクコの実入り 薬膳スープ
飲みもの|棗茶(なつめ茶)
甘味|棗酒のやわらかゼリー
アレンジ|だし焼売に合う「棗ソース」