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2026.04.16
大量の春巻の餡を前に、しゅうまい奉行が「早く終わらせたい」という職人の誘惑と戦う!一枚ずつ丁寧に、京美人のように美しく巻き上げる「たまご春巻」へのこだわり。30年の職人歴が光る、京都点心福の厨房の裏側をお届けします。
2026.04.06
「にんにくが翌日まで残るのは体質や年齢のせい」と諦めていませんか?実は原因はにんにくの品種(中国産/暖地型と青森産/寒地型)の違いにありました!30年点心に携わるしゅうまい奉行が、においが残らないにんにくの秘密と、翌朝スッキリの厳選青森産にんにく餃子をご紹介します。
2026.03.31
酒が蒸発する勢いでなくなる!?京都点心福の「京都餃子 にんにく仕立て」を、オリーブオイルとタバスコでイタリアンバル風にアレンジ。青森県産にんにくのガツンとした旨味とピリ辛がハイボールや白ワインに相性抜群。今夜の晩酌が至福の時間に変わる、禁断の酒泥棒レシピを公開中どすえ。
2026.03.21
新幹線で他人のしゅうまい弁当の匂いが「きつい」と感じるのには、科学的な理由がありました。脂質の酸化によるアルデヒドの発生と、市販品の「二度加熱」の関係を徹底解説。匂いの問題を解決した京都点心福の「非加熱・生冷凍」しゅうまいの秘密に迫ります
2026.03.15
京都の飲食店で出会う熱々のシュウマイ。実はその「口福」の正体、30年の歴史を持つ京都点心福の味かもしれません。多くの名店に選ばれるプロ御用達の本格点心を、職人のこだわりと共に。あなたのお気に入りのお店の味を、ぜひご家庭でもお楽しみください。
京都・伏見の地に、突如として現れた時代劇さながらの男──
その名は「しゅうまい奉行」。
中華点心に命を懸け、今日も焼売の真理を求めて邁進するその姿は、
まるで江戸からタイムスリップしてきたかのよう。
京の都と現代が交錯する、
不思議でちょっとユーモラスな点心物語の幕が上がります。
「シュウマイ奉行」と聞けば、誰しも“しゅうまい”を思い浮かべるかもしれません。
しかし──京都点心福が誇るのは、それだけにあらず。
春巻、水餃子、大根餅、えびネギ饅頭……
職人が一つずつ丁寧に包み上げる京点心の世界は、まさに多彩な味の玉手箱。
第二章では、奉行自らが選び抜いた「京都の点心逸品」をご紹介します。
京都点心福では、京都の工房で一つずつ手包みした点心を
冷凍のまま、全国へ直送・通販しております。
焼売・餃子・春巻・饅頭など、種類豊富な品揃えで、
ご自宅用はもちろん、大切な方へのギフトにもぴったり。
この章では、お取り寄せの流れや、便利なセット商品の魅力をご紹介します。
全国の飲食店様・惣菜専門店様・ギフト事業者様へ
京都点心福では、業務用点心のご提供やOEM製造のご相談を承っております。
シュウマイ奉行の名のもと、
小ロット・完全個包装・オリジナル開発など柔軟に対応。
御社のこだわりを職人の技で形にいたします。
仕入れや商品企画でお困りの際は、
どうぞお気軽に「京都点心福」までご相談ください。
奉行と呼ばれる以前──その者は20年余り、中華料理の世界を渡り歩いてきた職人であった。
若き日にはホテルの厨房で腕を磨き、偶然の配属で点心部門へ。
上海料理を基礎に、香港出身の点心師から本場仕込みの技を学び、さらには四川系の巨匠のもとで、辛味の扱いや技術の奥義をも会得。
帰京後は、北京料理や日本独自に進化した広東料理にも身を投じ、中華四大系統すべてを実践的に体得するに至ったのである。

その名を「奉行」と名乗るのには訳がある。
シュウマイ奉行の17代前の祖先は、江戸初期の名奉行・板倉勝重──
大岡越前のモデルにもなった、初代・京都所司代である。
正義を重んじ、民の暮らしを思いやる血が、今も脈々と受け継がれている。


2025.05.15
四月、桜も終わりを迎え、若葉の息吹が街を彩るころ、空を見上げれば「ピンクムーン」の季節にござる。されど、今春の満月は十三日の夜――空は曇り、淡き光は雲の向こうに霞み、拝むこと叶わず。実に、名残惜しい夜であった。
「ピンクムーン」と申すは、決して月が桃色に染まるという訳ではござらぬ。欧米にて、春の草花「フロックス」が咲き誇る時季にちなみ、そう呼ばれるようになったとか。日本にては旧暦を用いし頃、「卯月の望月」として、やはり春の満月は特別視されておった。
月の名にちなむ菓子と申せば、やはり「月餅」が頭に浮かぶもの。わが「京都点心福」でも、密かにこの月に思いを馳せながら、丹念に作り上げておる。
月餅は本来、中秋節――すなわち秋の名月に供えるものとして中華圏にて重んじられる点心。しかしながら、月という存在が持つ神秘と円満の象徴は、春においても人の心を静かに照らすもの。春に見る満月は、どこか柔らかく、まるで蒸籠に立ちのぼる湯気のように、あたたかき情緒が宿っておる。
さて、当店の月餅は、中国本土のものよりやや小ぶりにし、日本人の口に合うよう甘さを控えめに仕立てておる。中には、白餡、黒餡に加え、栗やくるみ、さらには季節の果実を忍ばせた変わり餡も取り揃えており、手土産としても重宝されておる。職人が一つひとつ丁寧に包み上げるその様は、まるで月の満ち欠けに心を合わせるような、静謐なる作業にござる。
そして、この四月、伏見の厨房にも満月の気配がそっと忍び込んできた。雲に隠れて見えずとも、月の気配はそこかしこに漂い、仕込みの最中にふと空を見上げた折には、心の内に丸き光が灯るようであった。
「満ちる」とは、物事が極まること。「欠ける」とは、あえて空間を残すこと。点心作りもまた同じで、味も形も、余白を見極めることで真の旨味が引き出される。そう心得て、今日も月餅の皮を練り、餡を包む――まさに職人の矜持がそこにある。
また、月といえば、古来より人の想いを重ねるもの。月を見て離れた人を思い、月を仰いで誓いを立てる――それは時代が移ろえども変わらぬ人の営み。点心に託した想いもまた、遠く離れた誰かの心に届くことを願うばかり。
十三日の夜は、残念ながら曇り空であったが、十四夜、十五夜には雲一つない夜空でスッキリお月様が見え申した。見えずとも、確かにそこにある月のように、我らの仕事もまた、表には見えぬ思いと手間が重なりて形を成す。
これからの季節、青葉繁れるなかにも、夜空を見上げれば月は変わらず照らしてくれるであろう。次の満月、そして中秋の名月に向け、さらに精進を重ねる所存。
「月餅」とは、ただの菓子にあらず。季節の心を映し、遠き時代と人の想いをつなぐ、静かなる橋渡し役――。
今宵もまた、心を込めて、ひとつ、ひとつ、月のかたちに包み続ける所存にて候。
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