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点心のお悩み、奉行に物申させてくだされ

「この焼売、どう食べるのが一番旨い?」「こだわりの素材について聞きたい」など、中華料理に関することなら何でもお気軽にお尋ねくだされ。職人歴三十年の知見を以て、皆々様のご質問に誠心誠意お答えいたします。

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しゅうまい奉行の活動内容

しゅうまい奉行

我は「しゅうまい奉行」として、日々精進を重ねておる。
初代京都所司代・板倉勝重の家系を継ぐ者として、
ここ古都・京都の地にて中華の真髄を極めるべく活動中である。

中華料理に携わり三十年
特に点心の製造においては、誰にも負けぬ自負がある。
我が監修する焼売や餃子の数々、ぜひ一度ご賞味いただきたい。

折に触れて、助手の舞妓・点乃(てんの)も参じ、
京都の旬の魅力を皆々様へとお届けいたそう。

奉行の最新の修行記録や、京都の旬の便りは下記にて綴っておる。

奉行の活動日記(新着情報)を見る

福福通信|しゅうまい奉行公式ブログ

2026.06.09

京都の点心職人が伝授。外はカリッ、中はモチモチの大根餅に、旬のグミの実で作る甘酢ダレが絶妙に合います。紅葉おろし風のアレンジで晩酌も華やぐ、新しい点心の楽しみ方をご提案します。

【グミの実の季節に】大根餅のたれレシピ|旬のグミの実で作る「ぐみ香る特製甘酢ダレ」

2026.04.16

大量の春巻の餡を前に、しゅうまい奉行が「早く終わらせたい」という職人の誘惑と戦う!一枚ずつ丁寧に、京美人のように美しく巻き上げる「たまご春巻」へのこだわり。30年の職人歴が光る、京都点心福の厨房の裏側をお届けします。

餡の海との戦い!春巻を巻く奉行の独り言|京都点心福

2026.04.06

「にんにくが翌日まで残るのは体質や年齢のせい」と諦めていませんか?実は原因はにんにくの品種(中国産/暖地型と青森産/寒地型)の違いにありました!30年点心に携わるしゅうまい奉行が、においが残らないにんにくの秘密と、翌朝スッキリの厳選青森産にんにく餃子をご紹介します。

にんにくが翌日残る原因は体質じゃなかった!品種による衝撃の事実を開示|京都点心福

2026.03.31

酒が蒸発する勢いでなくなる!?京都点心福の「京都餃子 にんにく仕立て」を、オリーブオイルとタバスコでイタリアンバル風にアレンジ。青森県産にんにくのガツンとした旨味とピリ辛がハイボールや白ワインに相性抜群。今夜の晩酌が至福の時間に変わる、禁断の酒泥棒レシピを公開中どすえ。

【禁断】酒が蒸発する「にんにく餃子」の食べ方。京都点心福の直伝レシピ

2026.03.21

新幹線で他人のしゅうまい弁当の匂いが「きつい」と感じるのには、科学的な理由がありました。脂質の酸化によるアルデヒドの発生と、市販品の「二度加熱」の関係を徹底解説。匂いの問題を解決した京都点心福の「非加熱・生冷凍」しゅうまいの秘密に迫ります

しゅうまいが「匂いきつい」と言われる理由とは?新幹線で漂うあの匂いの正体を解説

福福通信|しゅうまい奉行公式ブログ

2025.05.15

【春の満月、月餅に寄せて】

 四月、桜も終わりを迎え、若葉の息吹が街を彩るころ、空を見上げれば「ピンクムーン」の季節にござる。されど、今春の満月は十三日の夜――空は曇り、淡き光は雲の向こうに霞み、拝むこと叶わず。実に、名残惜しい夜であった。

「ピンクムーン」と申すは、決して月が桃色に染まるという訳ではござらぬ。欧米にて、春の草花「フロックス」が咲き誇る時季にちなみ、そう呼ばれるようになったとか。日本にては旧暦を用いし頃、「卯月の望月」として、やはり春の満月は特別視されておった。

月の名にちなむ菓子と申せば、やはり「月餅」が頭に浮かぶもの。わが「京都点心福」でも、密かにこの月に思いを馳せながら、丹念に作り上げておる。

月餅は本来、中秋節――すなわち秋の名月に供えるものとして中華圏にて重んじられる点心。しかしながら、月という存在が持つ神秘と円満の象徴は、春においても人の心を静かに照らすもの。春に見る満月は、どこか柔らかく、まるで蒸籠に立ちのぼる湯気のように、あたたかき情緒が宿っておる。

さて、当店の月餅は、中国本土のものよりやや小ぶりにし、日本人の口に合うよう甘さを控えめに仕立てておる。中には、白餡、黒餡に加え、栗やくるみ、さらには季節の果実を忍ばせた変わり餡も取り揃えており、手土産としても重宝されておる。職人が一つひとつ丁寧に包み上げるその様は、まるで月の満ち欠けに心を合わせるような、静謐なる作業にござる。

そして、この四月、伏見の厨房にも満月の気配がそっと忍び込んできた。雲に隠れて見えずとも、月の気配はそこかしこに漂い、仕込みの最中にふと空を見上げた折には、心の内に丸き光が灯るようであった。

「満ちる」とは、物事が極まること。「欠ける」とは、あえて空間を残すこと。点心作りもまた同じで、味も形も、余白を見極めることで真の旨味が引き出される。そう心得て、今日も月餅の皮を練り、餡を包む――まさに職人の矜持がそこにある。

また、月といえば、古来より人の想いを重ねるもの。月を見て離れた人を思い、月を仰いで誓いを立てる――それは時代が移ろえども変わらぬ人の営み。点心に託した想いもまた、遠く離れた誰かの心に届くことを願うばかり。

十三日の夜は、残念ながら曇り空であったが、十四夜、十五夜には雲一つない夜空でスッキリお月様が見え申した。見えずとも、確かにそこにある月のように、我らの仕事もまた、表には見えぬ思いと手間が重なりて形を成す。

これからの季節、青葉繁れるなかにも、夜空を見上げれば月は変わらず照らしてくれるであろう。次の満月、そして中秋の名月に向け、さらに精進を重ねる所存。

「月餅」とは、ただの菓子にあらず。季節の心を映し、遠き時代と人の想いをつなぐ、静かなる橋渡し役――。

今宵もまた、心を込めて、ひとつ、ひとつ、月のかたちに包み続ける所存にて候。


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