時に令和七年、文月下旬――蝉鳴く朝にふと足をとめ申したのは、
何と「アサイーボウル専門店」とやら。
焼売一筋の拙者にとっては、まこと未知の世界にて候。
されど、驚くことなかれ。
この南米発祥の果実ボウル、いまや京の町においても、
“和の装い”をまとい、堂々と朝の膳に登場しておるのでござる!
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🍇【南米 × 和風】=アサイーの京化
アサイーは元来、アマゾン流域の滋養ある果実。
それが今や――
抹茶パウダーや黒蜜
きな粉グラノーラ
白玉団子やあんこ
甘酒ブレンド豆乳
といった素材と**融合し、「和風アサイーボウル」**として進化を遂げておる!
まさにこれは、**“南米と和の文化が鉢の上で結ばれた姿”**でござる。
しかもその多くは、冷凍ピューレと和素材で構成され、手軽に再現可能。
朝食業態として、喫茶店・宿泊施設・サテライト店舗が次々に採用するのも納得の一手。
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🥟【中華 × 和風】=焼売の京点心化
さて、一方の拙者の本分――焼売。
これとて中華の命なれど、われら京都点心福ではこう申す。
国産豚と九条ねぎの京都餃子
京だしで仕上げた「だし焼売」
白味噌や辛味噌で包む旨辛焼売
中華料理の魂に、和の技法を合わせ、
まさに「中華と和風の重ね着」を成しておる次第!
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🔁クロスカルチャーな共鳴
アサイーボウルが「南米×和」、
京都点心福の焼売が「中華×和」。
これを並べて思うのは――
> 世界の食が、和の器にのる時代になった
しかも、それが“京都”という舞台で行われておる。
伝統を背負い、革新を恐れず、
焼売とアサイーが、互いを認め合い、
新しい朝と夜の食文化を創っているのでござる。