海老焼売の彩り甘酢あん(葡萄添え)
甘酢の艶に葡萄の瑞、海老の旨を押し立て申す。ピオーネであれば風味なおよし。
材料(2〜3人分)
- 海老焼売 6個(温め)
- 種なし葡萄 120g(半割/皮ごと)
- 酢 大さじ2・醤油 大さじ1.5・砂糖 大さじ2・水 120ml
- 片栗粉 小さじ2(水 小さじ2)
作り方
- 焼売を温め器へ。
- 鍋で調味を煮立て、とろみを付す。
- 火を止め葡萄を和し、上より静かに注ぐ。
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2025.10.29
霜降のころ、河原を黄金に染める背高泡立草(セイタカアワダチソウ)。拙者・シュウマイ奉行が、ハーブ・染め・飾り・蜜源・緑肥の五つの活かし処を、古式ゆかしくも実用的に指南仕る。締めくくりに“点心39点セット”への道筋も用意。
2025.10.28
秋風とともに香り立つ、栗と銀杏の焼売。京都点心福・シュウマイ奉行が届ける季節の点心。所有権の小噺も添えた、秋の味わい読み物でござる。
京都・伏見の地に、突如として現れた時代劇さながらの男──
その名は「しゅうまい奉行」。
中華点心に命を懸け、今日も焼売の真理を求めて邁進するその姿は、
まるで江戸からタイムスリップしてきたかのよう。
京の都と現代が交錯する、
不思議でちょっとユーモラスな点心物語の幕が上がります。
「シュウマイ奉行」と聞けば、誰しも“しゅうまい”を思い浮かべるかもしれません。
しかし──京都点心福が誇るのは、それだけにあらず。
春巻、水餃子、大根餅、えびネギ饅頭……
職人が一つずつ丁寧に包み上げる京点心の世界は、まさに多彩な味の玉手箱。
第二章では、奉行自らが選び抜いた「京都の点心逸品」をご紹介します。
京都点心福では、京都の工房で一つずつ手包みした点心を
冷凍のまま、全国へ直送しております。
焼売・餃子・春巻・饅頭など、種類豊富な品揃えで、
ご自宅用はもちろん、大切な方へのギフトにもぴったり。
この章では、お取り寄せの流れや、便利なセット商品の魅力をご紹介します。
全国の飲食店様・惣菜専門店様・ギフト事業者様へ
京都点心福では、業務用点心のご提供やOEM製造のご相談を承っております。
シュウマイ奉行の名のもと、
小ロット・完全個包装・オリジナル開発など柔軟に対応。
御社のこだわりを職人の技で形にいたします。
仕入れや商品企画でお困りの際は、
どうぞお気軽に「京都点心福」までご相談ください。
奉行と呼ばれる以前──その者は20年余り、中華料理の世界を渡り歩いてきた職人であった。
若き日にはホテルの厨房で腕を磨き、偶然の配属で点心部門へ。
上海料理を基礎に、香港出身の点心師から本場仕込みの技を学び、さらには四川系の巨匠のもとで、辛味の扱いや技術の奥義をも会得。
帰京後は、北京料理や日本独自に進化した広東料理にも身を投じ、中華四大系統すべてを実践的に体得するに至ったのである。

その名を「奉行」と名乗るのには訳がある。
シュウマイ奉行の17代前の祖先は、江戸初期の名奉行・板倉勝重──
大岡越前のモデルにもなった、初代・京都所司代である。
正義を重んじ、民の暮らしを思いやる血が、今も脈々と受け継がれている。


2025.09.08

白露の朝、雲は谷を渡り、山城は浮かぶが如し。
岡山は高梁のピオーネ、粒太く甘み深し。今どき流行のシャインも良きかな、されど本陣はピオーネ、これ動かず。
ここに、しゅうまい奉行が味の秩序をただし、三品を取り揃え申した。
備考:備中松山城は日本唯一の現存山城天守を有す。
藩主・板倉氏は寛永十九年より約二百二十年在城。祖・板倉勝重は初代京都所司代にて候。
シャインは皮ごと軽やか、香りは蜜の如し。
一方ピオーネは紫黒にして気骨あり。甘み堂々、酸味わずかに踏みとどまり、味わいの芯を作る——これぞ高梁の面目躍如。
甘酢の艶に葡萄の瑞、海老の旨を押し立て申す。ピオーネであれば風味なおよし。
衣は滑らか、後味は清し。点心の合間に程よき一椀。
だし焼売・塩焼売と合わせると味の座りよし。
申し添える。葡萄の若葉は下処理を施せば共に食すこと叶う。香清らかにして、膳の間(ま)を整える妙手なり。
進言:観賞用の蔓葉は不可。食用として出回る塩蔵葉が安全なり。自家葉を用いる折は農薬等に殊の外ご留意あれ。
#白露 #高梁ピオーネ #備中松山城 #しゅうまい奉行 #京都点心福 #葡萄の葉