福福通信|京都点心福公式ブログ

2025.09.11

【奉行記】新幹線N700の速さになぞらえて──京都点心福、四つの俊速

【奉行記】新幹線N700の速さになぞらえて──京都点心福、四つの俊速

【奉行記】新幹線N700の速さになぞらえて──京都点心福、四つの俊速

白露の候、夜風すでに涼しく、萩の花ゆらぐ折。拙者シュウマイ奉行、速さこそ旨さを護る要(かなめ)と申し上げ候。

一、調理の速さ──湯気、電光石火

東海道を駆けるのぞみN700、稲妻のごとく江戸と京を結ぶ。
我らが焼売もまた、袋のまま数分の加熱にて、たちまち膳に上がる仕立て。
待たせぬ所作、これぞ忙しき現代の味方にて候。

二、配送の速さ──鮮度、そのままに

新幹線網が国土を縦横に結ぶが如く、拙者どもの点心は冷凍便にて全国へ俊送
地によりけりなれど最短翌日の到着も叶い、出来立ての旨みを封じたままお届け仕る。
距離は関所にあらず──鮮度が渡り歩く時代でござる。

三、試作の速さ──声あらば、即応

N700Aがたびたび改良を重ねしごとく、京都点心福も御意見拝受すれば即・試作
旨さの勘所は逃さぬうちに形へ。
「やってみる」を「食べてみる」へ繋ぐ、この小回りこそ職人の矜持に候。

四、包みから冷凍までの速さ──旨み、時を閉じ込める

一つひとつ手包みし、仕込みバット一枚を埋め尽くすまで約十五分
間髪入れず急速冷凍にて旨汁を封印、食感と香りをそのままに据え置く。
速さは雑ではない──鮮度を守るための作法にて候。

季のひと言──白露の膳に寄す

露しげく、秋の魚・新米・京の青菜うまし。焼売と合わせ、萩を一枝、器に添えれば座敷も晴れやか。
二十四節気を手掛かりに、旬を包んで湯気で活かす──これぞ点心の理(ことわり)に候。

速さと旨さの作法、さらに詳しきは下記にてご覧あれ。

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※ 所要時間・配送日数は目安。天候や混雑により前後仕る。されど拙者、最善を尽くす所存。