2025.08.13
おぉ、諸君! 本日は我が「京都点心福」が誇る剛毅なる一品―― 鬼辛焼売をご披露仕る。
いざ蒸籠の蓋を開ければ、立ちのぼる湯気とともに唐辛子の香りが鼻腔を衝く。 これぞ夏を征すための兵糧にて候。
蒸したてを「ふうふう」と頬張るがよい。辛味の波が押し寄せ、活力を呼び覚ますこと請け合いじゃ。
京の賀茂なすを甘味噌で香ばしく。鬼辛の猛攻を、やさしき甘味で受け止める守護役よ。
清らかなる出汁に冬瓜やわらかく、干し海老の旨味漂う。口中を清め、次の戦(ひと口)へ備えるのじゃ。
黄金の粒が輝き、甘みが辛さの余韻をなだめる。兵糧としても抜群である。
食後に清涼を呼ぶ夏の涼菓。ひと口にて暑気退散。
此の鬼辛焼売、京都点心福・御用商い所(楽天市場)にてお取り寄せ叶う。
きりりと冷えた伏見の地酒、または冷茶を伴えば、辛味の冴えが一層引き立つでござる。